231119 静岡県内の地銀4行における借入金返済緩和(リスケ)実績と今後について・・

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お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。


11月18日(金)の静岡新聞に静岡県内の地銀4行(静岡・スルガ・清水・静岡中央)の返済条件緩和状況が掲載されていました。


金融円滑化法施行の2009年12月4日から2011年9月末までに4行が受付けた借入金返済緩和条件の申請や実行状況です。




(住宅ローン返済緩和実行実績)


・静岡銀行  1,121件(18,124百万円)

  緩和実行率 69.5%

  1件当たり平均ローン額 16万円


・スルガ銀行 1,843件(44,175百万円)

  緩和実行率 77.9%

  1件当たり平均ローン額 24百万円


・清水銀行 442件(6,316百万円)

  緩和実行率 75.2%

  1件当たり平均ローン額 14百万円


・静岡中央銀行 205件(4,262百万円)

  緩和実行率 82.9%

  1件当たり平均ローン額 20百万円



やはり住宅ローンの返済緩和申請や実行実績は、「法人融資から個人融資に注力を変えたスルガ銀行さん」が返済緩和申請件数及び実行額も地銀4行の中では一番多いですね。





(中小企業向け借入金返済緩和実行実績)


・静岡銀行  45,541件(1,135,436百万円)

  緩和実行率 93.3%

  1件当たり平均ローン額 24.9万円


・スルガ銀行 4,489件(210,452百万円)

  緩和実行率 88.7%

  1件当たり平均ローン額 46.8百万円


・清水銀行 9,770件(289,826百万円)

  緩和実行率 90.3%

  1件当たり平均ローン額 29.6百万円


・静岡中央銀行 4,035件(89,748百万円)

  緩和実行率 90.9%

  1件当たり平均ローン額 22.2百万円




企業向けの融資返済緩和申請や実行実績は ダントツで静岡銀行さんが多いですね。元々、融資実績も静岡銀行さんが多かったのでしょうが、静岡銀行さんの緩和実行率や実行額を見ると積極的に緩和に取り組んでくれていると想像できます。




ここに、金融円滑化に関する各行の基本方針を改めて掲載しておきます!

 


【 静岡銀行さんの金融円滑化に関する基本方針 】


静岡銀行は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、銀行のもつ社会的責任と公共的使命を常に認識し、地域の経済・産業や社会・文化の発展に寄与するべく、地域金融の円滑化に積極的に取り組みます。




【 スルガ銀行さんの金融円滑化に関する基本方針 】


当社は、中小企業や個人事業主のお客さまならびに住宅ローンをご利用のお客さまに対する金融の円滑化への取組みが金融機関として最も重要な役割の1つであると認識し、適切なリスク管理態勢の下、積極的に金融仲介機能を発揮してまいります。




【 清水銀行さんの金融円滑化に関する基本方針 】


清水銀行は、地域に密着し、地域とともに成長する銀行を標榜し、従来から地域金融機関として地域における円滑な金融仲介機能の発揮に努め、特に中小企業者等に対する信用供与については、その事業の特性や状況を勘案しつつ、柔軟な対応を実施してまいりましたが、さらなる金融の円滑化に取組むべく、今般、金融円滑化に関する体制を整備いたしました。




【 静岡中央銀行さんの金融円滑化に関する基本方針 】


静岡中央銀行では、金融の円滑化が金融機関として果たすべき重要な役割の一つであることを認識し、従来からお客様の資金需要やご返済条件見直し等のご要望に対して積極的に取組んでまいりました。この度「中小企業金融円滑化法」が施行されたことに伴い、以下の通り「金融円滑化管理方針」を定め、役職員に周知徹底するとともに、今まで以上に「お客様中心主義」に徹し、中小企業、個人事業主の皆様及び住宅ローンをご利用のお客様の返済に関する様々な相談に迅速かつ適切に対応してまいります。


(*各行の内容は各行のホームページに掲載されています金融円滑化に対する取組等から引用しました)




今回の情報では静岡県内の地銀さん4行の実績しかわかりません。中規模の企業は地銀さんや都銀さんから融資を受けている事が多いでしょうから、今回の静岡新聞さんに掲載された静岡県内の地銀4行における借入金返済緩和実績は参考になることも多いと思います。



ただ、小規模企業、零細企業、個人事業主の場合は地銀さんからの融資より地元の信用金庫さんからの融資比率が高いと思います。今回 新聞による情報は信用金庫さんの実績は掲載されていませんでしたので実績状況は分かりかねます。



ですが、昨日 丁度 私は三島信用金庫さんのある支店の方とお話しする機会があり、24年3月に終わりを向かえる金融円滑化法の期限についてや今後の対応等を三島信用金庫さんはどのように見据えているのか?と質問を投げかけてみました。



三島信用金庫さんとしては、元々、金融円滑化法云々より融資先の資金状況や返済状況を考慮して、リスケ等には積極的に取り組んできたそうです。よって、24年3月に金融円滑化法の期限が終了したとしても、すぐには「元金返済の開始」や「一括返済」などの処置は取らないと思うし、融資先の状況を確認し、社長と話し合って返済計画を検討していきますと言っていました。


一担当者の声でもあり、発言でもありますから、「絶対に」という訳ではないでしょうけど、三島信用金庫さんの対応はこのようです。





さて、、、


 

24年3月に金融円滑化法が期限を向かえます。


 

リスケをしないですむのならしない方がいいでしょう。


 

ただし、2年間、、いや 1年間だけでも元金据え置きをさせてもらえたら、資金繰りを改善できる可能性がある、経営体質・財務体質の改善を図れる可能性があるのであれば、資金戦略としてリスケを積極的に考えてもいいかもしれません。


 

月100万円の元金返済をしているのであれば、リスケをして1年間元金返済を据え置かせてもらえば


 

年間で1,200万円の返済をしなくて済みます。


 

年間で1,200万円のキャッシュアウトを抑えられます。


 

年間で1,200万円のお金を仕入れや新たな取り組みに活用できます。



 

今一度 自社の資金戦略を見直してみましょう。


 

投稿日時: 2011年11月19日 09:54


事業承継・M&Aエキスパート
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更新日:2018年03月31日

静岡県伊豆の国市の意思決定支援コンサルタント Officeパートナー渡辺良勝(財務セカンドオピニオン,事業承継,事業再生,事業譲渡,M&A,金融機関対策,事業計画,コミュニケーション向上、コンサルティング、起業創業支援、ビジネスコミュニケーションセミナー、コーチング、ファシリテーション、目標達成、自己実現、資金繰り、利益計画、経営計画、経営戦略、管理会計) お世話になります。あなたの意志決定支援のパートナーの渡辺です。静岡県東部を活動の中心に中小企業のビジネスパートナーとして活動しています。お世話になります。
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