240220 えぇ~~~っ! 一緒だと思っていたのにぃ~~!!

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お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。


コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第30回目をお送りします。



あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。


そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。


あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。


今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは「 価値観の土台(根底) 」です。





前回、「 価値観 」についてご紹介しました。


AくんとBくんの「遅刻に対する価値観」を例にしてご紹介しましたが、実はこの 「 価値観 」について、自分品質向上委員会の皆さんだからこそ知っておかないといけない事があるので、今日はその部分をご紹介します。



私達の持つ「 価値観 」 は前回の説明通り、過去の体験から形成されます。



前回のAくんとBくんの例だと、


Aくんは「遅刻した」という体験が「辛い痛い」という感情と結びついて、「遅刻はするものではない」という価値観が形成されました。


Bくんは「遅刻した」という体験が「楽しい嬉しい気持ちいい」という感情と結びついて、「遅刻もチャンスの一つだ」という価値観が形成されました。


だから、「遅刻する」事に対しての価値観( いい or 悪い  の判断 )がAくんとBくんとで違う判断基準が形成されたのです。


「遅刻をする」という事象は同じでも、判断基準が違うから、お互いの価値観(判断基準)がぶつかり合って、コミュニケーションの衝突が起き、ミスコミュニケーションが生じました。




ここまでは 前回のおさらいも兼ねて、自分品質向上委員会のみなさんも理解できていますね。




さて、次の事例はどうでしょうか? 私が研修やセミナーでも紹介するYくんとK子さんの事例です。




/////////////////////////////////////////////////////////////////



Yくんは「大好きな彼女と結婚をして子供ができたら、毎日、笑い声が絶えない明るくて元気な食卓で食事がしたいなぁ~~」と、まだ見ぬ伴侶と家族の楽しい生活に思いを巡らせていました。


Yくんが育った家庭環境は、Yくんのご両親は自営業で下町の町工場でした。3人兄弟の末っ子として生まれたYくんは、いつも父親と母親が工場で働く背中を見ながら育ちました。


Yくんのご両親は工場で機械部品を製造していましたが、親戚のおじさんやおばさんも手伝ってくれていた家内工業です。そして お昼ご飯や晩御飯はYくん家族と親戚のおじさんやおばさんの家族とも一緒に食卓を囲んでいました。


食事の時間はいつも笑い声が絶えませんでした。Yくんの家族は両親と3人の兄弟で5人家族ですが、おじさんやおばさんの家族、甥っ子や姪っ子たちも一緒にご飯を食べていたので、Yくんの家の食事時はとっても賑やかです。


ドタバタ走り回る子供たち、から揚げの奪い合いで大騒ぎ、「にぃちゃんが僕のから揚げを取ったぁ~~」と大泣きするYくん


そんな状況でも、ご両親は怒りもせず、楽しそうに食事をしていました。


Yくんはそんな経験から、「自分も家族を持ったらこんな賑やかで楽しい食事の時間にするぞぉ~~」といつも思っていました。





そして、K子さん




K子さんもこれから出会うだろう運命の旦那さんとのラブラブな生活を夢見ていました。


K子さんが育った家庭環境は、中学校の校長先生をする父親と小学校の教員をする母親と弟の4人家族。


K子さんのご両親は二人とも教員のため、躾に厳しいご両親でした。ご両親はK子さんの事をとっても大切にしてくれていて、将来、K子さんがお嫁に行った時に恥をかかないように、作法や礼儀にとても厳しく教育していました。


また、K子さんは長女でもあったので、弟の面倒をよく見ていました。


K子さんの家の食事の時間は とっても静かです。ご両親の教育方針なのでしょう。食事の時も作法というかマナーにとっても厳しかったんです。


食事中はしゃべらない。席を立たない。ご飯は最低でも30回は噛んでから呑みこむ事。一つのおかずばかり食べずに、おかず、ご飯、汁物とバランスよく、順番良く食べ物を口に運んでいく。


もし、K子さんがその日学校であったことをお父さんやお母さんに話しをしたくても、食事中に話しをするとお父さんの厳しい叱責が飛びます。


また、好きなおかずばかり食べていると、お母さんのチェックが入り、おかずを取った手をピシッ! と叩かれてキツク睨まれます。


K子さんはそんな経験から、「こんな食事 窮屈で息が詰まっちゃう! 食事は楽しくおしゃべりをしながらしたいわぁ~~」といつも思っていました。







そんな経験を持つ二人が、ひょんなことから出会いました。




大学は違いましたが、サークルが偶然同じで、Yくんの大学のサークルとK子さんの大学のサークルはよく交流し合っていました。


そんな接点が二人の何かを変えました。


2年生の時、YくんがK子さんに告白。そして二人は相思相愛で付き合い始めました。


大学をそれぞれ卒業し、それぞれが違う会社に勤めましたが二人の関係は壊れる事ありませんでした。


そして、社会人になって5年目。お互い仕事にもなれ、将来を考えるようになりました。




そう・・・  あれは 忘れもしない 朝から粉雪が舞う12月の初旬・・・


YくんはK子さんにプロポーズしたのです。勿論 K子さんは  OK です♪



二人はめでたく結ばれました。披露宴で二人の家族像を伝え合う場面では


Yくんは「僕は 笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢なんです!」と語り、


K子さんは「私もそうなの♪ 楽しくおしゃべりをしながら笑顔で賑やかな食卓がいいわぁ~~子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたりね♪」




まさに YくんとK子さんの価値観はドンピシャに一致していました。




新婚の食事の時間は それはそれは LOVE♪ LOVE♪ な時間。


お互い仕事はやめていなかったので、晩御飯の時間はいつも夜の9時を回っていましたが、今日の出来事をお互いで話しながら笑いあり、涙ありの楽しい食事の時間を過ごしていました。


お互いの夢だった「楽しく温かい食事の時間」を楽しんでいました。




そして、待望の子供を授かりました。出産時には4000gもそれはそれは元気な男の子です。


生まれた時に4000gもあったおかげで、息子はすくすくと育ち、4歳になるころには言葉もしっかりしゃべれるようになっていましたし、食事もご飯が大好きな男の子になりました。



これでYくんとK子さんの夢がまた一つ叶ったのです。


今までの二人のラブラブな食事タイムもよかったのですが、息子が生まれ、これで【家族全員】で【賑やかな食卓を囲む】 という夢が叶ったのです。





ですが、、、、





4歳になる息子は食事の時間も テレビに夢中、しかも、落ち着きがなく、席を立ったり座ったり・・


息子はYくんの血を引いているので から揚げが大好物。食卓にから揚げがでると「やっほーーーー!!」とばかりに二個も三個も同時に口に入れて食べる。そんなにも好きなんかい?と思いつつ、だれも取らないよ!と言いたくなるくらい ガツついて食べる。


まさに 育ちざかりの男の子 っていう感じです♪


テレビでは大好きなヒーロー戦隊物のDVDをかけて、食事をしながらテレビのヒーロー同じような動作をします。立ち上がったり、歩きだしたり、時にはターン&リバースなんかもして、、、




でも まだ4歳の男の子、調子に乗ってターン&リバースをした時に、フラッ とよろめいて、テーブルに端に頭をぶつけて大泣き!!


しかも、その拍子にテーブルの上にあったから揚げのお皿も息子がぶつかった衝撃でテーブルの下に落ちてしまいました。


その 落ちてしまった大好きなから揚げを見て 更に大泣きをする息子・・・




その様子を見ながらYくんは「あぁ~~ 懐かしいなぁ~~ オレの子供の頃もこんな感じだったよなぁ~~」と昔を思い出して ニヤついています。


Yくんにしてみると「あぁ~~ これがオレが望んでいた賑やかな食卓だ」って感じ。そして、息子に対して「もぉ~~ しょうがない子でちゅね♪ イタイ イタイの 飛んでけぇ~~! ほぉ~~ら もう平気でちゅよぉ~~♪」とこの状況を楽しんでいる様子





しかし、K子さんを見ると何だか顔が引きつっている・・・・





そして、




「何やってんのよぉ~~~~!!!(怒)  食事中に テレビを見て大騒ぎして、調子に乗ってターン&リバースなんかやってるから こうなるんじゃないの!!  静かにしなさい!! 早くイスに座りなさい!!  ギャァーギャー泣かないでサッサと食べなさい!!」と 何だかダムが決壊したかの如く K子さんの口からはお叱りの言葉が飛び出てくる。



それを聴いたYくんは「おい! K子 そんなに怒らなくてもいいだろ! 息子だって悪気はなかったんだろうしさぁ~。それに K子も言ってたじゃん!  おしゃべりしながら賑やかな食事がしたいって。 まぁ 今は息子が大泣きしているけど、このぐらい 普通だよ。それにこの賑やかで楽しい食事が望みだったんだろ?」と言うと、



K子さんは「そうは言ってたけど、何よ! ターン&リバース って!!  食事中にする事なの!! 私はおしゃべりしながら楽しい時間を過ごす食事が望みだったのよ!」と反発



それを聴いたYくんは「だから これがそうだろ? まぁ 大泣きしているのは楽しくないかもしれないけど、賑やかでいいじゃん! ちょっとテーブルに頭打って泣いているだけじゃん。子供がいたらこんなもんだよ! 昔 言っていたじゃん! おしゃべりしたり笑ったり、子供が隣ではしゃいでいたり・・ そんな楽しい食事の時間が望みだって!! 」と伝えるけど



K子さんは「確かに言ったわよ!!  でも これは違うの!!  私は楽しいおしゃべりと賑やかな食卓が望みなの!!  この状況は賑やかではなく 単にうるさいだけじゃないの!!」と更に反発



それを聴いたYくんは「結婚式の時 言ってたじゃん!!  Yくんとおなじだわぁ~~ とか!!  こんな状況、オレの子供の頃よりまだ静かな方だよ! これが賑やかで楽しいってもんじゃないの?」と・・・





そして、Yくんは「オレとK子の考え方は一緒だったよね?」とK子に問うと、





K子さん「一緒だけど 違うのよっ!!」とぶち切れ状態・・





Yくんは「えぇ~~ 一緒だと思っていたのにぃ~~!!」と・・・






ちょっと 状況設定が長くなってしまいましたが、こんな事例をどう見ますか?




YくんK子さんの価値観は同じだったはず・・・


それぞれの子供の頃の経験から感じて、学んで、形成された 【 価値観 】



「笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢で、子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたり」と価値観はドンピシャに一致していたのに・・・




どうして こんな状況になってしまうのでしょうか・・・?





ここが自分品質向上委員会の皆さんにとっても大事な所です!!





YくんとK子さん・・



価値観は一緒だったかもしれませんが、価値観が形成される土台に違いがある事によって、いざ、その状況が起きた時には土台の違いが顕著に出てしまうのです。




YくんK子さんの場合で言えば、


「笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢で、子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたり」と価値観はドンピシャに一致していた・・・  ように見えた(思えた)んですが、これは表面上の価値観が一緒であっただけで、本当の価値観(土台)は一致していなかったんです。




前回の話しで 「 刺激 と 反応 」について説明しましたが、価値観はこの「 反応 」の部分に該当します。そして、表面上の価値観はある程度は自分でコントロールできるし、確かにそう思っているんです。だから、「間違い」ではないし「確かにそれはその人の価値観」であるんです。


しかし、私達は刺激に対して無意識と言うか反射的に反応してしまう領域があります。


ここが 【 価値観の土台(根底) 】です。




Yくんの価値観の根底には、子供の頃の大人数での食事とから揚げの争奪戦、騒がしいくらいの賑やかさが根底にあり、それが楽しいという感情と結合して、その状態を創りたいという価値に育っていき、Yくんの価値観が形成されました。


Yくんにしてみると 「 刺激 」= 騒がしい、ドタバタ、大人数 となり、 その「 反応 」=楽しい です。Yくんは「楽しさ」を学んだのです。そして、その刺激と反応を持って、価値観に育ってきましたから同じような状況の刺激を受けると 「楽しい」という反応を起こして、素直に「笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢で、子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたり」という価値観に繋がります。





しかし、K子さんの場合はK子さんの価値観の根底には、子供の頃の親の厳しさや躾、静かである事、話をしない事が根底にあり、それが辛い苦痛という感情と結合して、そんな状況はイヤで変えたいという価値に育ち、それを変えて、楽しい状況を作りたいというもうワンステップを踏まないとならない価値観が形成されたのです。


K子さんにしてみると 「 刺激 」= 静かな食事、躾、マナー、しゃべると怒られる、好きなおかずばかり食べると怒られる となり、その「 反応 」=辛い、苦しい です。K子さんは「抑えつける:抑圧」を学んだのです。 その「 反応 」をある意味湾曲させて、「楽しい状況になりたい」という願望が「笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢で、子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたり」という価値観に繋がっているのです。




よって、Yくんは状況の刺激を受けても素直な反応で「楽しい」と繋がるのですがK子さんの場合は状況の刺激を受けても「抑えつける事」を学んでいるので、先に反応してしまうのはK子さんのご両親がK子さんにしてきた反応を真似てしまうのです。


でも 心には「楽しくしたい」という思いはあるけど、先に反応してしまうのが、「抑えつける事」になってしまうんです。ここで、自分なりに上手にワンステップを踏んで「抑えつけるのは自分も本望ではない。楽しく食事したい」と「抑えつける反応」を湾曲させることができれば、「笑い声が絶えないとっても賑やかで温かな食卓を家族全員で囲んで食事をするのが夢で、子供も隣で楽しそうにはしゃいでいたり」に繋がってくるのですが、そこがなかなか上手く湾曲できないのが、実際かもしれません。




しかし、価値観には根底(土台)があるという事を知識として学んでおけば、少なからず対処は可能です。


自分品質向上委員会の皆さんなら、きっと対処できるでしょう。初めは上手に対処できなくても、練習すれば必ず対処できるようになります。


「知識を知るという事は「意識に持ってこれる」という事です。無意識に反応してしまっているならば対処しにくいですが、意識に持ってくれれば、自分でコントロールできるようになります。





是非、お試しあれ♪


 

投稿日時: 2012年02月20日 11:59

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更新日:2012年05月14日

静岡県伊豆の国市の意思決定支援コンサルタント Officeパートナー渡辺良勝(コミュニケーション向上、コンサルティング、起業創業支援、ビジネスコミュニケーションセミナー、コーチング、ファシリテーション、目標達成、自己実現、資金繰り、利益計画、経営計画、経営戦略、管理会計) お世話になります。あなたの意思決定支援のパートナーの渡辺です。静岡県東部を活動の中心に中小企業のビジネスパートナーとして活動しています。お世話になります。
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