250129 中小企業・小規模事業者の相談相手

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お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。


先日、認定経営革新等支援機関向けの中小企業施策説明会で出てきた情報をシェアしたいと思います。




経営者は事業を経営していると、様々な経営課題と向き合う事になります。その様な経営課題を解決していく上で中小企業経営者・小規模事業者は誰に相談をしているのか?という「中小企業の経営者の事業判断に関する事態調査」が中小企業庁委託で2011年12月に㈱野村総合研究所が調査した結果が下記の通りです。



 

中小企業経営者の相談相手状況

 



画像が見難いので補足説明をいたします。





まず、「定期的な経営相談をしているのか? 定期的な相談をする機会が持てているのか?」について調査をした結果、全回答 8,181人の内、



・35.7%の2,920人の経営者が定期的な相談をしている(円グラフのグリーンの部分)


・64.3%の5,261人の経営者が定期的な相談をしていない(円グラフのオレンジの部分)



と回答しているそうです。





この調査は中小企業経営者・小規模事業者を対象にしているので、私が推測するに、法人企業の場合は少なからず税理士事務所と顧問契約をしている事が多いので 【相談する相手がいる】でしょう。しかし、個人事業主の場合は税務顧問、会計顧問を税理士にお願いしていない事が多いので、 【相談する相手がいない】【相談する機会に恵まれていない】のではないかと思われます。


それが 35.7% と 64.3% という差に出ているのだろうと私は思います。





そして、定期的な相談をしている経営者が具体的に誰に相談をしているのか?が上記画像の円グラフの横の棒グラフです。


複数回答ですので回答数は 2,904回答だそうです。




この内訳を見ますと、顧問税理士・会計士に相談をしているという回答が圧倒的に 68.1ポイントとして多いですね。これからも、税理士事務所と顧問契約をしているのか? していないのか?が相談相手がいる・いないと大きく関連している事が分かります。


ただ、相談はしているけど、

相談にちゃんと乗ってくれている。

解決できている。

解決の糸口が見えた。

という事につながるとは限りませんね。(笑)





さて、棒グラフも見難いのでデータをご紹介します。





この調査に回答してくれた定期的な相談をしている経営者約3,000人が具体的に相談相手として選んでいる相手は




・顧問税理士、会計士  68.1ポイント


・経営陣  34.9ポイント


・家族親族(利害関係者) 27.4ポイント


・メインバンク  17.7ポイント


・出資者、株主  15.8ポイント


・同業種の経営者  13.0ポイント


・経営コンサルタント  11.0ポイント


・異業種の経営者  10.6ポイント


・従業員  10.3ポイント


・取引業者  8.6ポイント


・家族、親族(非利害関係者) 6.0ポイント


・他の金融機関  5.4ポイント


・商工会、商工会議所  4.5ポイント


・保証人  1.2ポイント


・その他  2.0ポイント





複数回答ですから、顧問税理士に相談して、金融機関に相談をして、経営コンサルタントにも相談をして、商工会・商工会義疏にも相談をして・・・ と 複数の相談相手に相談をかけている経営者もいるでしょう。



逆に 商工会・商工会議所だけ、税理士だけ、金融機関だけ というホント限られた相談相手しか持てていない経営者もいるでしょう。



また、相談内容によって相談先も変わってくると思います。





私の立場は上記のグラフで言いますと、  「 11.0ポイントの経営コンサルタント 」 に含まれます。



そして、私のクライアントさんの場合ですと、相談先及び相談ルートは



・経営コンサルタント(私) のみ


・経営コンサルタント(私)⇒ 顧問税理士


・経営コンサルタント(私)⇒ 金融機関


・経営コンサルタント(私)⇒ 金融機関 ⇒ 商工会


・顧問税理士 ⇒ 経営コンサルタント(私)


・金融機関 ⇒ 経営コンサルタント(私) ⇒ 金融機関


・他の経営コンサルタントのみ


・他の経営コンサルタント ⇒ 経営コンサルタント(私)


・経営コンサルタント(私)⇒ 他の経営コンサルタント


・異業種経緯者 ⇒ 経営コンサルタント(私) ⇒ 私の知り合いの経営コンサルタント




という相談ルートがありますね。






そして私からの中小企業経営者・小規模事業者アドバイスは

「複数の相談相手に相談してみる事」

です。





顧問税理士も経営コンサルタントも金融機関も商工会・商工会議所も仲間の経営者も どれも 「完璧なアドバイス」という事は 決してありません。 それぞれの立場から、それぞれの見方、それぞれの物事の捉え方から、その人が持つ知識と経験と創造力とを使ってアドバイスをしてくれます。




複数の相談相手から複数のアドバイスを貰う事は、経営者であるあなたご自身の視野を広げる事になります。




しかも、経営者が悩む経営課題の一番の理解者は経営者ご自身です。




だから、複数の相談先からもらったアドバイスを一旦経営者ご自身の頭と心で受け取り、自分の中で反芻し、バラして、再構築して、総合的に考える事をおススメいたします。




そして、 「自分の考えで課題解決に対する答えを決めた」というスタンスを持ってください。






ご自身の事業を 良くするも 悪くするも 経営者あなた自身が創り出した結果です。








 

投稿日時: 2013年01月29日 08:57

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更新日:2017年09月18日

静岡県伊豆の国市の意思決定支援コンサルタント Officeパートナー渡辺良勝(財務セカンドオピニオン,事業承継,事業再生,事業譲渡,M&A,金融機関対策,事業計画,コミュニケーション向上、コンサルティング、起業創業支援、ビジネスコミュニケーションセミナー、コーチング、ファシリテーション、目標達成、自己実現、資金繰り、利益計画、経営計画、経営戦略、管理会計) お世話になります。あなたの意志決定支援のパートナーの渡辺です。静岡県東部を活動の中心に中小企業のビジネスパートナーとして活動しています。お世話になります。
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企業と人財を元氣にするパートナー 渡辺です。

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